「先進医療」と「患者申出療養」⑤
- Posted by さんき
今回は上記の2項目の内、「患者申出療養」の1種である、
「経皮的乳がんラジオ波焼灼療法」について触れていきます。
「経皮的乳がんラジオ波焼灼療法」とは、早期の乳がんの患者さんに対し乳房を切除しない選択肢をくれる治療法といえます。
具体的な治療方法としては、乳がんに腫瘍部分に電極針を刺し、針から発生させた
「ラジオ波(AMラジオと同じ周波数の電磁波)」の熱で、がん細胞を焼いて破壊する治療方法となっています。
患者さんのメリットとしては、
乳房を温存できることになります。現在の早期乳がんの治療は切除手術が主流です。
切除手術での乳房温存の場合でもメスを入れる為、乳房の形が変わってしまったり、大きな傷跡が残ってしまいます。
しかし、この治療法だと傷跡も針先程度小さな傷ですみ、手術時の体への負担が少なく、術後の回復も早いです。
女性の精神的なショックや苦痛も軽減されます。
適応症;早期乳がん(長径が1.5センチ以下のものに限る)
技術料総額平均:393,386円
となります。保険選びの際には患者申出療養に対応できるかも検討材料の1つに加えていただければと思います。
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