筋肉は日々のトレーニングで良い状態を維持できる。

大腰筋は、大腿骨と背骨をつないでいる筋肉で、直立姿勢を保持するときや、

太ももを引き上げるときに働く筋肉です。

この筋肉が衰えると正しい姿勢が保てなくなったり、足を十分な高さまで引き上げることができなくなります。

つま先が下がり「すり足」気味になるため、ちょっとした段差でつまずきやすくなり、

転倒、骨折の原因にもなります。筋肉は何もしなければ加齢とともに衰えていくものですが、大腰筋も含め

筋肉は日々のトレーニングで良い状態を維持できます。

もも上げ体操は大腰筋の伸び縮みにも役立つ効果的なトレーニングです。

立った状態でのトレーニングが難しい方は、座った状態でのトレーニングでも十分な効果を

得ることができます。

ご紹介する「太もも持ち上げ運動」で転倒防止と姿勢の改善に取り組んでみてください。

①イスに背筋を伸ばして座ります。

②膝を曲げたまま４秒かけて太ももを持ち上げていきます。

③十分に引き上げたら４秒かけて下していきます。

※左右１０回行います。

※体が前に倒れないように注意しましょう。

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