白内障や角膜炎、ドライアイ…冬の運転で「まぶしい」と感じたら要注意
- Posted by さんき
今回はJAFさんからの情報をご紹介します。皆さんは、冬のドライブ中、急にまぶしさを感じたことは有りませんか?これは冬の太陽は夏より低い位置にあるため、太陽光が直接目に入りやすくなっていることが原因のひとつ。しかし、そうした自然現象だけでなく、まぶしく感じる原因があなたの「目」にある可能性もあります。運転中に感じる「まぶしさ」への対策と、まぶしさを引き起こす可能性がある目の病気についてご紹介いたします。
先ずは、まぶしさを感じる仕組みと冬ならではの理由です。夜に車を運転していると、対向車のヘッドライトをまぶしく感じることが有ります。これは目に特別な異常が無くても起こる、正常な反応です。暗い場所では光が少なくなるため、瞳孔が開いている状態になります。瞳孔が開いているときに光が入ると、いつもより明るく感じますし、その明るさが強ければ「まぶしい」と感じます。そして季節によってまぶしさが変わることが有ります。特に冬は太陽の位置が低いため、直接太陽光が目に入りやすくなります。また、空気が乾燥していることです。空気中の水分は光を遮ってくれますが、空気が乾燥していると光を遮るものがなくなります。特にこの季節はこのような要因からまぶしさを感じやすくなります。
運転中のまぶしさを和らげる対策をいくつか紹介します。まずサングラスの着用を考えると思われますが、一般的な日中用のサングラスは多くの光をカットしてしまい視界全体が暗くなります。標識や信号機などが見づらくなり、事故につながるおそれもあります。ドライブレンズなど運転に適した見え方を保つサングラスが販売されているようです。また、偏光レンズ用いたメガネも有効との事、ギラギラした光をカットする効果が有ります。また、メガネ以外でも光を遮る方法としてひさしの付いた帽子や車のサンバイザーを利用するのも有効です、しかし信号機など見落とす可能性もありますので、角度の調整などをして前方の視界を出来るだけ確保しましょう。また、まぶしさを感じる代表的な病気にドライアイがあります。ドライアイは目の表面の涙が不足、あるいは涙に含まれる油分などの質が低下している状態です。目薬で涙を補うのが有効な場合もあります。また、目を温めることもドライアイに有効との事、蒸したタオルなどでも大丈夫ですし、ホットアイマスクと云った専用のものも便利なようです。また、加齢による白内障があります、目の中のカメラのレンズの役割を果たす水晶体が、何らかの理由で濁ってくる病気です。白内障の主な原因は加齢です。早い人では40代から始まり、80代になるとほぼすべての人が発症するとされています。
白内障の症状は視界がかすむ、物が二重に見える、光をまぶしいと感じるなどがあります。進行を抑えることを期待して目薬を用いることもありますが、根本的な治療は白内障手術が必要です。その他、結膜炎、ぶどう膜炎、角膜炎などがあります。いつもと違う冬のまぶしさを感じたら、眼科を受診しましょう。皆さんこの冬も安全運転で快適なカーライフを、お過ごしください。
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