溶岩ドームについて
- Posted by さんき
皆さまこんにちは、
200年ぶりに噴火した雲仙岳、早くも30年が経とうとしています。噴火活動は休止状態に入って久しく、我々の中でも“噴火災害は終わったもの”になっているのではと思います。
先日雲仙復興事務所の専門官の方のお話をお聞き出来ましたので少しご紹介いたします。
この30年の間に復興に伴う様々な事業が行われました。砂防ダムの施工などの工事や被災された方々への居住地の整備、さまざまな公共工事が行われました。今後も次世代高速通信システム5Gを利用した高精度の遠隔操作での建設重機実証実験など技術の進歩の場にもなっています。
さて、溶岩ドームの大きさ福岡ドームの53個分ほどだそうで、島原城周辺がすっぽり厚さ100メートルの土砂で埋まる量との事。
毎日、高精度のカメラで状況を観測しています。水蒸気もいまだ上がっていますが温度はかなり低くなっているそうです。しかし毎年6センチメートルほど島原方向に移動しているそうで、もし溶岩ドームの大規模な崩落が起きれば、深江地区・安中地区には大きな被害が
出るのではとのことでした。
昨今の大雨による水害をはじめ今後とも防災の意識を高め日頃からの備えを改めて見直しみては如何でしょうか。火災保険の見直しをご検討の方も増えています、今後とも皆さまの身近な存在でいられれば幸いです。
長崎県雲仙市国見町土黒甲83-2
保険クリニック雲仙国見店 (有限会社 さんき)