ヨモギの効能について PARTⅢ
- Posted by さんき
今回はもぐさの作り方(簡単に)
鎌倉時代より治療に使われてきたヨモギは増血作用、止血作用
強心作用、温熱作用の効能があります。
今回は温熱療法―ヒートテックプロテイン(レタスをお湯に入れるとシャキッとなる原理)
ヨモギの裏毛→毛茸(もうじょう)をもぐさと言います。
もぐさ=燃える草(3年以上干す)→チネオールの香り
100kgのよもぎから製品は3kg(最高級はもっと少ない)
30グラム350円くらい。
作り方・・・3月頃の新芽を天日干し乾燥させる(夏に洗濯網に入れボンネットの
上に置く等)これをすり鉢にいれ擦る、茶こしでこす。
これを数回繰り返す
最高級品・・・ツボにピンポイントで使用・・ちねったものを使用約60度
普通品・・・体(腰等)に使用・・隔物灸(物を間に挟む)高温
(ちなみに千年灸は台座灸です)
注意事項・・・
体調・・熱のあるとき、熱中症、のぼせ、酔った状態、高血圧(コツあり)
敏感肌の人、糖尿病(インシュリン打、手足の感覚のない人)
出血、化膿箇所、肌が濡れてる時、汗、湿布の跡(糖尿より火傷の予防)
気持ちいい位が最適 40度~60度(ヒートプロテイン)
最後にお灸に最適な日、年2回 旧暦の2月2日と8月2日
2月2日は・・夏バテ防止(内臓の活動の活発化)
8月2日は・・寒い時期への備え(風邪等)
写真は今回乾燥ヨモギをすり鉢ですり濾してを3回ほど繰り返したものを
実際使用しています、台座は生姜を絞って出たかすを使っています。
長崎県雲仙市国見町土黒甲83-2
保険クリニック雲仙国見店(有限会社 さんき)