「先進医療」と「患者申出療養」⑧
- Posted by さんき
今回は先進医療の
「自己軟骨細胞シートによる軟骨再生治療」
について触れていきます。
この治療は主に高位脛骨骨切術が適応される方が治療の対象です。
(※年齢や軟骨欠損の程度などの条件有り。)
自己軟骨細胞シートの移植で変形性膝関節症を治療していく治療法ですが、
根治的な治療法がなかった軟骨欠損を伴う変形性膝関節症の患者さんに対し、
高位脛骨骨切術と合わせて、患者さん自身の関節組織を元に作成した軟骨細胞シートを移植し、軟骨の再生を促す治療です。
治療の流れ
①関節鏡検査と関節組織の採取
②軟骨細胞シートの作成
③軟骨細胞シートの移植(高位脛骨骨切術の手術中に)
④術後入院とリハビリ
費用平均額・約400万円(平均入院期間約33日)
患者さんのメリット
軟骨の再生を期待できるため、膝のクッションができ膝への負担が期待できる。
骨切術の効果を長く持たせ、膝関節本来の機能を取り戻せる可能性があがる。
もし近い方で変形性膝関節症に悩まれている方がいらっしゃればお伝えしてみてください。
この情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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有限会社 さんき
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